ケアマネジャーは何を考えて計画を立てているのか

できないことだけでなく、本人が望む暮らしにも目を向けて計画を考えます。

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まず、「困りごと」ではなく「暮らし⽅」から考える

ケアマネジャーは、「何ができないか」だけを⾒ているわけではありません。⼤切にしているのは、「この⽅はどんな暮らしを望んでいるのか」という視点です。

ケアマネジャーが考えている4つのステップ

  1. アセスメント(状況の把握) — ⼼⾝の状態だけでなく、⽣活歴、価値観、家族関係、住環境など、暮らし全体を丁寧に聞き取ります
  2. 課題の整理 — 「本当に解決すべきことは何か」を整理します
  3. ⽬標とサービスの組み⽴て — どのサービスを、どのくらいの頻度で組み合わせるかを考えます
  4. モニタリング(⾒直し) — 実際の⽣活の様⼦を⾒ながら、継続的に確認し、必要に応じて⾒直します

「困難事例」ほど、この視点が試される

対応が難しいと⾔われるケースほど、表⾯的な困りごとの奥にある本⼈の思いや、家族の事情が複雑に絡み合っています。粘り強く向き合い、何度も対話を重ねることで、本当に必要な⽀援が⾒えてきます。

この考え⽅を、家族にも役⽴ててほしい

セルフケアマネジメントとは、「本⼈がどう暮らしたいか」「そのために今、何が課題なのか」を、家族⾃⾝が意識して考える視点を持つことです。

『家庭の介護120260927.pdf』を原稿として掲載

この状況について相談する

家庭の介護は、一人で抱え込まないための手引きです。

「ケアマネジャーは何を考えて計画を立てているのか」について、ご本人・ご家族だけでの判断に迷うときは、遠慮なくご相談ください。介護保険やケアプラン、入院・退院、日々の介護について、 必要な支援を一緒に整理します。

本冊⼦は、居宅介護⽀援事業所での相談‧⽀援の経験をもとに作成しています。個別の状況については、お近くの地域包括⽀援センターまたは担当のケアマネジャーにご相談ください。