⾷事量が減った、飲み込みにくそうにしていたら

栄養状態だけでなく、命に関わる誤嚥のリスクにもつながるため、早めの気づきが重要です。

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「最近、食べる量が減った」「食事中にむせることが増えた」——こうした変化は、栄養状態だけでなく、命に関わる誤嚥(ごえん)のリスクにもつながるため、早めの気づきが重要です。

気をつけたいサイン

  • 食事にかかる時間が長くなった
  • 食事中や食後に、よくむせる・咳き込む
  • 特定の食品(汁物、パサパサしたものなど)を避けるようになった
  • 体重が減ってきた

家庭でできる工夫

  • 食事の姿勢は、ご本人の飲み込む力や体の状態に合わせ、専門職と確認する。あごを引く姿勢が、すべての人に安全とは限りません。
  • 食べ物の形や飲み物のとろみは、嚥下の評価・指導に合わせて調整する。細かく刻む、とろみを強くする、といった方法が、かえって飲み込みにくさにつながる場合もあります。
  • 一口の量を少なめにし、急かさずゆっくり食べてもらう

相談先

飲み込みにくさ(嚥下機能の低下)が疑われる場合は、まずかかりつけ医や歯科医に相談を。管理栄養士や言語聴覚士による専門的な評価・指導を受けられることもあります。

誤嚥は、命に関わることもある

誤嚥による肺炎は、高齢者の入院・重症化の大きな要因の一つです。「最近、食が細くなったな」と感じたら、様子見だけで済ませず、早めに専門職の目を通しておくことをおすすめします。

『家庭の介護120260927.pdf』を原稿として掲載

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家庭の介護は、一人で抱え込まないための手引きです。

「⾷事量が減った、飲み込みにくそうにしていたら」について、ご本人・ご家族だけでの判断に迷うときは、遠慮なくご相談ください。介護保険やケアプラン、入院・退院、日々の介護について、 必要な支援を一緒に整理します。

本冊⼦は、居宅介護⽀援事業所での相談‧⽀援の経験をもとに作成しています。個別の状況については、お近くの地域包括⽀援センターまたは担当のケアマネジャーにご相談ください。