入院をしたら

入院している間こそ、退院後の暮らしを準備する大切な期間です。

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病院・ご本人・ご家族・専門職が机を囲んで話し合う様子のイラスト

「ある⽇突然、家族が⼊院した」——そんなとき、多くの⽅はまず病状への不安でいっぱいになり、退院後の⽣活のことまで考える余裕はなかなか持てません。しかし実は、⼊院している間こそ、退院後の暮らしを準備する⼤切な期間なのです。

なぜ、⼊院中から考え始めるとよいのか

⼊院期間は、思っているより短いことがほとんどです。「退院できます」と病院から急に⾔われて、住まいの環境を整えたり、必要なサービスを探したりする時間が⾜りず、慌ててしまうご家族は少なくありません。

⼊院が決まったら、まず考えたい3つのこと

  1. 退院後、どこで、どんな暮らしをしたいか   ⾃宅に戻るのか、それとも施設を検討するのか。ご本⼈の希望と、ご家族が⽀えられる範囲の両⽅を、早い段階ですり合わせておくと安⼼です。
  2. すでにケアマネジャーがいるか、いないか   すでに担当のケアマネジャーがいる場合は、⼊院した早い段階で連絡を⼊れておきましょう。まだいない場合は、病院の医療相談員(医療ソーシャルワーカー)や地域包括⽀援センターに相談することで、退院に向けた⽀援につないでもらえます。
  3. 退院前カンファレンスがあるかどうかを病院に確認する   すべての⼊院で必ず開かれるわけではないため、「開いてもらえますか」とこちらから聞いてみることも⼤切です。

⼊院中にケアマネジャーに相談できること

  • 退院後に使えそうな介護保険サービスの情報収集
  • ⾃宅の環境を整えるための福祉⽤具‧住宅改修の相談
  • 退院前カンファレンスへの同席、病院との連携
  • 家族だけで抱え込まないための、今後の体制づくり

⼊院は、ご本⼈にとってもご家族にとっても⼤きな出来事です。だからこそ、「退院してから考える」のではなく、「⼊院しているときから、少しずつ準備を始める」ことが、安⼼できる在宅⽣活への⼀番の近道になります。

『家庭の介護120260927.pdf』を原稿として掲載

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家庭の介護は、一人で抱え込まないための手引きです。

「入院をしたら」について、ご本人・ご家族だけでの判断に迷うときは、遠慮なくご相談ください。介護保険やケアプラン、入院・退院、日々の介護について、 必要な支援を一緒に整理します。

本冊⼦は、居宅介護⽀援事業所での相談‧⽀援の経験をもとに作成しています。個別の状況については、お近くの地域包括⽀援センターまたは担当のケアマネジャーにご相談ください。