つまずきや歩行スピードの変化は、家族が最初に気づく合図。「年のせい」と決めつけず、環境と相談先を整えます。

「最近、つまずくことが増えた」「歩くスピードがゆっくりになった」——そんな変化は、家族が最初に気づく合図であることが多くあります。
歩⾏の不安定さには、筋⼒の低下、関節の痛み、バランス感覚の変化、視⼒の変化など、さまざまな要因が関わっています。「年のせい」と決めつけず、原因を確かめることが⼤切です。
かかりつけ医への相談に加え、要介護認定を受けていれば、福祉⽤具(歩⾏器、⼿すりなど)のレンタルや、住宅改修が介護保険の対象になることがあります。訪問リハビリも、歩⾏機能の維持‧改善に役⽴ちます。
⼀度転倒すると、⾻折や⼊院をきっかけに⽣活機能が⼤きく低下することがあります。「まだ⼤丈夫」ではなく、気になった時点で環境を整え、専⾨職に相談することが、その後の暮らしを守ることにつながります。
『家庭の介護120260927.pdf』を原稿として掲載
家庭の介護は、一人で抱え込まないための手引きです。
「歩⾏‧移動が不安定になってきたと感じたら」について、ご本人・ご家族だけでの判断に迷うときは、遠慮なくご相談ください。介護保険やケアプラン、入院・退院、日々の介護について、 必要な支援を一緒に整理します。
本冊⼦は、居宅介護⽀援事業所での相談‧⽀援の経験をもとに作成しています。個別の状況については、お近くの地域包括⽀援センターまたは担当のケアマネジャーにご相談ください。